水没艇の復旧作業をお見せします 原因究明編

<前回のあらすじ>

SEA-DOO艇2009年ジェットの水没艇復旧作業を行っていた私は、

水没したエンジンのオイル交換を計8回交換する事で、

なんとかエンジンの状態を回復する事に成功した。

しかしその矢先、水没原因と思われる排気系統からの水漏れを発見するのであった。

 

なぜ水漏れが起きてしまったのか!?そして私は夏祭りまでに帰れるのか?

水没復旧作業最終回です。

 

前回、エンジン水没してしまった原因と思われる箇所を

見つけてしまいました・・

 

取り外し後の写真です。

穴が開いて水漏れをしていたのは

レゾネーターと呼ばれる部品です

 

この部品は、エンジンから排出された排気音を低減させる役割を持っていますが、

消音器(サイレンサー)ともいいますね

 

エンジンから排出された有り余った排気のエネルギーを

そのまま大気に放出させると、めちゃくちゃな爆音となってしまうので、排気系統の流れの中で段階的に膨張等させて、エネルギーを減衰させる事で落ち着かせてる。そんなイメージですね

 

しかしジェットの場合、排気やエンジンの冷却水もウォーターボックスから混ざり合い、一緒にこのレゾネーターに流れ込んでいく構造になっています。

なので、レゾネーターに穴が開いたから水没した!というのはあり得る話なんですね

 

あとは、なぜレゾネーターに穴が開いたかという事ですが

実はPCに接続して故障履歴を確認した時、排気音センサーから

排気音のオーバーヒート警告を確認していました。

 

それに加え、スコープゲート(冷却水の吸入口)から枝や枯草など大量に絡まっています。

 

これは、枯れ草などの異物で、排気の冷却経路に水がしっかり回っていなかった、ともう結論づけます!!

排気温度のオーバーヒートは曖昧ですが、90℃くらいを超えて警告が出るはずなのでプラスチックのレゾネーターは・・穴開きますよね

 

やはり枯草でもビニールでも海藻でも、結局は異物の吸い込みは気を付けなければいけないという事です。

エンジン水没の復旧作業から、その原因までお伝えしてきましたが、ハッキリ言って時間もお金も掛かりますよ汗

まずは乗船前点検、そしてドレンプラグはしっかり締めましょう!

 

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鈴木

 

 

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