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Kawasaki(カワサキ) フラッシングのやり方【SCモデル編】

■エンジンのフラッシングとは?■
KawasakiのNA(自然吸気)モデルでは、エンジンの冷却系統とウォーターボックス(マフラー)内を洗浄する事です。
海水走行後には塩害対策として、淡水走行後にはゴミ等の除去のためにも
必ずジェットで遊んだ後はその都度フラッシングをするようにしましょう。

 

Kawasaki 主なNAモデル : ULTRA310 / ULTRA300 / ULTRA260 / ULTRA250 など

 

■Kawasaki SC フラッシングの手順■

1、陸揚げしたジェット本体を水平な場所に置く。
➡船体が傾いていると、冷却系統に水が回らず、フラッシングが不十分になることがあります。
2、船体左舷後方に取りつけられたフラッシング用接続口に、コネクターを付けたホースを繋げる。(★)
3、周囲の安全を確認し、エンジンを始動する。(★)
4、アイドリングでエンジンの運転状況を見ながら約5~9分間フラッシング。(★)
5、約5~9分のフラッシング後に水道水の供給を停止する。(★)
6、10~15秒以内に素早く数回アクセルをふかし、残っている水を排出しエンジンを停止させる。
7、コネクターとホースを外し、コネクタキャップをしっかりと締め、終了。

 

以上が、フラッシングの手順になります。

特に初めての方が戸惑いやすい2番~5番(★が付いている箇所)を

より詳しく解説していきます!

 

2、ホースアダプターをホースに取りつける

船体左舷後方には、写真のように
【黒い接続口】【白い接続口】があります。
エンジン内部のフラッシングを行う際は
【黒い接続口】にホースを繋げてください。

(※白い接続口はインタークーラーのフラッシング用です。やり方は後ほど解説をします。)

 

また、この時ホースが緩いようであれば
ホースバンド等で動かないように固定しましょう。

フラッシング中に水道水の水圧で
コネクターがホースから抜けてしまうことがあります。
ホースが抜けたままエンジンが回ってしまっていると
オーバーヒートの原因となります。

 

3、周囲の安全確認をして、エンジンを始動する

エンジンの始動を確認したら、直ぐに蛇口を最大まで開けて
本体に水を供給しましょう

水量が足りないと、オーバーヒートの原因となります。

 

☆★☆要注意ポイント★☆★

エンジンを始動させる前に水を出してしまうと
水が冷却系統からエンジン内部に入ってしまい、エンジンに大ダメージを与えてしまいます!!

エンジンエンジン

この順番だけは確実に忘れないようにしておきましょう!!

 

 

4、アイドリングしながら、約5~9分間フラッシングをする

この時に、下の写真のように水が確実に排水されていることを確認してください。


☆★☆要注意ポイント★☆★

○マリーナ等の施設では、複数のジェットが同時に洗浄をしていると
一時的に水圧が落ちてしまうことがあります。
供給される水量が減ることで、水が十分に行き渡らず
オーバーヒートの原因になることがあります。
○船体が水平に置かれていない場合や、水量が足りない場合には
水が上手く排出されないことがあります。
その場合は冷却水点検口に手を近づけてエンジンを軽くふかしてみましょう。
それでも排水されない場合は、冷却系統にゴミなどが詰っている可能性がるので
すぐにお近くの販売店へ相談しましょう

 

 

5、約5~9分のフラッシング後、水道水の供給を停止する

水を止める前に、エンジンを停止しないように注意!!

エンジンエンジン

の順番を絶対忘れないようにしましょう。

また、万が一フラッシング中にエンジンが止まってしまったりホースが外れてしまった時に備え

フラッシング中はその場から離れないようにしましょう

 

■インタークーラーのフラッシング方法

 

☆★☆要注意ポイント★☆★

インタークーラーをフラッシングする際は、エンジンを始動させてはいけません!
エンジン冷却系統の冷却水が廻っていない状態なので、オーバーヒートしてしまいます!!

 

インタークーラーのフラッシングは、エンジンを始動させずに
5~10分程、水を循環させるだけで大丈夫です。

 

 

■Kawasaki ジェットスキー エンジンフラッシング関連オススメ商品
 

ソルトアウェイエンジンフラッシングパッケージ Kawasaki

 

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