オイル圧力レギュレータという部品

SEADOOで油圧低下の警告が表示されたとき、いろんな箇所の不具合が考えられます。

正常な油圧があるのに警告が表示される場合は、電気系統の不具合が考えられます。油圧センサー、ハーネス、ECMのです。

油圧が低い場合はエンジン内部に問題があります。オイルポンプ、オイルフィルター、エンジンオイル、オイル通路など考えられます。

あともう一つ原因として考えられるのが「オイル圧力レギュレーター」といわれる部品です。

 

エンジン横のPTOカバーの底面にオイル圧力レギュレーターがあります。

 

プラグを外すとその部品が出てくるのですが、とにかく固くて外れない!

手を抜いて作業をするとキャップの頭がなめてしまいます。

この小さなキャップを外すのにこのサイズの工具を使用しました。

 

外したオイル圧力レギュレーターがこちら

400kPaを超えるオイル圧力がかかるとスプリングが縮みオイルを逃がしてあげる仕組みなんですね。

このバルブピストン、バルブピストンガイドに鉄粉など汚れが付着するとスムーズな動きが出来ずに開きっぱなしになることもあります。

ひと昔まえのSEA DOOではスプリングが一つしか入っておらず、レギュレーターが開きやすい不具合を起こすこともありました。

油圧が上がらない不具合の修理で行きづまった時はここをチェック!

 

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サービス担当 こんどう


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