ヤマハ艇 VX-DX エンジンが掛からない!


ヤマハ艇 VX-デラックス 2010年モデル

症状


  • ・1年保管しており、今年初乗りだったがエンジンが掛からない。

  • ・バッテリーは新品使用で、クランキングはしている。

 


検証:ちょっとガソリン臭い?

燃料ポンプモジュールの「作動音」とは・・


スパークプラグの線も考えましたが、問題ありませんでした。

 

長期保管となると「燃料系統」やはり気になります。

燃料キャップを外してみると劣化したガソリン特有の臭いを感じました。

 

ここでマニュアルに載っていた簡単な燃料ポンプの点検方法をお教えします。

マニュアルによると、まずは燃料ポンプモジュールの作動音を確認と記載されてあります。

 

これはどういう事かというと、スタートボタンを一瞬押して(エンジン掛けず)電装系に
電気が流がれた時、燃料ポンプ付近からモーターの作動音が聞こえてくるか確認する点検です。

正式にはYDISという専用ツールを使用してPCから点検を行いますが、
☝で説明した方法でも十分判断出来ると思いますよ。
 

そして結果は・・・無反応!

 

次に見てみるのは、燃料ポンプからの入力電圧12Vが来ているかどうかですよね。

仮にここで電気が来ていなかったら配線ハーネス側が一気に疑わしくなってきます。

こちら結果は・・・12V流れている!

 

疑いが強くなりました燃料ポンプ脱着・交換します。

 

【新品との比較】

ガソリン劣化物や錆などを、モーターが詰まらせて「内部ショート」という可能性もありますね。

ジェットユーザーにとって「保管時期のガソリン劣化問題」は絶対に気を付けておきたいとこです。

 


⚠まだ終わっていなかった・・

ガソリン劣化の二次被害


燃料ポンプの交換・燃料タンクの清掃と作業を行い、
エンジン側に向けて燃料レールにガソリンが回るようになりました。

 

しかしエンジンが掛からない・・

 

この部品、燃料インジェクターです☟

燃料ポンプから送られきた燃料を各気筒(燃焼室)に霧状に噴射している部品です。

 

燃料の劣化物や錆などがインジェクター内に詰まってしまう事例はたまにありますが、
今回も4気筒分全滅となっていました。。

 

こちらも、どうせなら気持ち良く使いたいというオーナー様のご要望もあり新品交換です。


結果:燃料ポンプ・インジェクター×4交換


1. 燃料ポンプ ¥65,670

3. インジェクター×4 ¥90,200

※税込/2020年現在

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