マリンジェットのエンジンオイル、本気を出すとどれだけ抜ける?

ジェットのエンジンオイル交換はすべて抜き取れているのでしょうか?

通常の交換では、オイルレベルゲージの所からオイルチェンジャーを使って抜き取るのですが、

もしかしたら、エンジンの中にオイルが残ってるのでは?

 

そこで、

マリンジェット ヤマハ FX クルーザー HO 2012年モデルのエンジンオイル

通常だとどれだけ交換できているかを調査しました。

 

まず、このモデルだと通常3.0ℓ抜き取れます。

いったい、エンジンの中にあるエンジンオイルの総量は?

調査を進めると分かりました!

エンジンオイル総量は4.3ℓです。

 

ということは、むつかしい計算をすると、、、

総量4.3ℓ-抜き取り量3.0ℓ=1.3ℓ

どうやら通常の「上抜きオイル交換」では、エンジンの中には1.3ℓのエンジンオイルが残っているようです。

 

せっかくのエンジンオイル交換なのに、古いオイルが1.3ℓも残っていてもいいの?

皆さんの疑問を「ヤマハ」さんに聞いてみました。

その答えは

「まったく問題ない!」

3ℓだけの交換でもエンジンオイルの性能には影響がないとのことでした!

ホッとひと安心です!

 

でもでも、気になる人は気になるこの「1.3ℓ問題」

ということで、ここから本題!

「本気を出してエンジンオイル全交換をしてみました!」

 

今回は分かりやすいようにエンジンを降ろしてみましたよ。

FX

 

このエンジンの後ろ側(船尾)を見てみましょう。

FX (2)

何やら気になるボルトがありますね。

 

なんだ?このボルトは?

FX (3)

 

さあ、気になるこのボルトを緩めてみましょう。

FX (4)

 

外してみると!?

FX (5)

でたぁっ!

エンジンオイルが勢いよく出てきました!

 

これはかなりの量ではないでしょうか?

FX (7)

 

気になる量は!?

FX (8)

オイルチェンジャーの目盛りが一つ1ℓだから、

4.2ℓぐらいでしょうか!

総量が4.3ℓだから、、、なんと言うことでしょう!

ほぼすべてのエンジンオイルを抜き取る事ができました。

この達成感!スッキリした気持ちになりますね。

 

このボルトを外した所には「ガスケット」があります。

新しいガスケットに交換しましょう。

FX (6)

新しいガスケットに交換、ボルトを締め付けます。

あとは新しいエンジンオイルを入れて終了!

いやっ違う!エンジンを船体に載せなければ、、、。

 

この作業はエンジンを降ろさなければできないのでしょうか?

エンジンを載せたあと、手探りであのボルトを探してみました。

FX (9)

ふむふむ、これならボルトを外せられそうですよ。

しかし、エンジンルームの中がオイルまみれになってしまうでしょうね。

エンジンオイルはキレイになるがエンジンルームはオイルまみれ、、、。

さあ、あなたならどうします?

 

今回の調査では、ヤマハFX クルーザー HO 2012年モデルの場合、

通常のエンジンオイル交換は3ℓ、

エンジンの中には1.3ℓの古いオイルが残ってしまう。

でも、ほぼすべてのエンジンオイルを抜き取ることも可能。

しかし、エンジンルームがオイルまみれになるかも?

ということが分かりました。

どうやらヤマハのマリンジェットでは他のモデルでも同じようにエンジンオイルを抜き取ることができるようですよ。

エンジンオイル交換、あなたはどっちの方法を選びますか?

 

ジェットの気になるを調べます、ネオスポーツ

 

サービス担当 こんどう

 

 

 

 

 

 

 

 


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