ヒッチメンバーの牽引クラスをご存知ですか?

トレーラーを牽引する為に必ず車両側に必要な装置「ヒッチメンバー」。ヒッチメンバーが付いている車両なら、全てのトレーラーを牽引可能と思っていませんか?

実は、ヒッチメンバーには各車両ごとに牽引クラスが設定されています。

SOREX(ソレックス)のヒッチメンバーを例にしてみますと、通常のラインナップで3クラス用意されており、それぞれの牽引クラスがAクラスの場合トレーラー車両総重量400kg未満、Bクラスの場合トレーラー車両総重量550kg未満、Cクラスの場合トレーラー車両総重量750kg未満と明記されています。

この記載されている車両総重量とは車検証に記載されている、最大積載量と車両重量を足した数値になります。下の画像は、軽トレーラー KAMIKAZE S350の予備検査証です。黄色の丸で囲った部分が最大積載量と車両重量。赤色の丸で囲った部分が車両総重量となります。

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最大積載量350Kg+車両重量110Kg=車両総重量460Kgとなり、上記のトレーラーを牽引する場合、SOREXのAクラスのヒッチメンバーでは強度不足となり牽引が不可能となります。

また下記の車検証はSOREX ZERO 500Bの車検証です。

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ZERO 500Bトレーラーの場合、最大積載量500Kg+車両重量170Kg=車両総重量670Kgとなり、A・Bクラスのヒッチメンバー共に強度不足となり牽引が不可能となります。

 

今回ご紹介させて頂いた牽引クラスは、ヒッチメンバーを取付る車のフレーム構造や強度などにより異なり、メーカーが独自に規定したヒッチメンバーの強度となります。

各ヒッチメンバーメーカーによって牽引クラスは別れていますので、一度ヒッチメンバーご購入前に取付可能かだけでなく、牽引クラスのご確認も併せてされることをお願いします!

 

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はっとり

 


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