修理ファイルNo.19 SEA-DOO艇 エンジン不動 アース不良

SEA-DOO艇 GTI-SE155 2007年モデルの修理事例をご紹介します。

 

<症状>

・エンジンが掛からない。

・スタートボタンを押すとカチッと鳴るだけでクランキングしない。

 

<検証>

ちなみに別メーカーですが、似たような症状の艇を作業しています↓↓

この時はスターターリレーの不具合が原因でした。

 

 

この症状で見る箇所は

・バッテリーの接続部・電圧

・スターターリレー

・セルモーター

考えられる原因はまだありそうですが、この辺りまず見てみます。

 

しかし今回はどれも空振りでした・・セルモーターは外部バッテリー接続で正常に作動します。

 

そして考えた結果(もっと早く気づきべきでした‥)

 

バッテリーグラウンドケーブルの接点不良 塩害による接触面のアース不良でした。

セルモーターを回すには大電流が必要であり、接触面の汚れなどで抵抗が大きくなるとセルが回らないという事になってしまうようですね。

 

<結果>

エンジンアース部清掃。

特に海水使用では、エンジンルームの水洗いはしっかり行いましょう

 

<エンジンアースについて>

電装系部品やセンサーなどもプラスとマイナスの電気が繋がって

作動するようになっていますが、

全部が全部バッテリーのマイナスターミナルから配線を持っていったらバンコクの電柱並みのカオスな現状になってしまうでしょう。

そこでエンジンのボディをバッテリーのマイナス線代わりにする事でこの問題を解消出来ました。

 

という事は灯火ランプを片方バッテリー+ もう片方をエンジン金属部に接触させると点灯します。

でもちょっと光弱いです

 

今度は、隣のヘッドカバーボルトを接地にすると光が強くなりました。

エンジンアース、金属部ならどこでも良いという訳ではないんですね。この抵抗値の差で電装部品のアース不良が起きる可能性もあるって事です。

特にバッテリ取り付け時など、工具がボディアースに触れて

ショートするという事もあるので気を付けたいところです。

 

あと気になったのは車とかで聞くアーシングってどうなんでしょう

そっち方面は詳しくないので何とも言えないですが、

たまーにジェットでもDIYでやられている方がいますが、効果があったら是非教えてください笑

SEA-DOOの正規販売店 ネオスポーツ

鈴木

 

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