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SEA-DOO(シードゥー) フラッシングのやり方

■エンジンのフラッシングとは?■
SEA-DOOのエンジンの冷却は、本体内のクーラント液にて冷却しているため
フラッシングはウォーターボックス(マフラー)内を洗浄する事です。
SC(スーパーチャージャー)搭載モデルは、更にインタークーラー内も洗浄することとなります。
海水走行後には塩害対策として、淡水走行後にはゴミ等の除去のためにも
必ずジェットで遊んだ後はその都度フラッシングをするようにしましょう。

 

※SEA-DOO艇はNA(自然吸気)モデルもSC(スーパーチャージャー)モデルもフラッシング方法は変わりませんが

300シリーズはフラッシング口が2カ所ありますので、注意してください。

 

■SEA-DOO フラッシングの手順(300シリーズ以外)■

1、陸揚げしたジェット本体を水平な場所に置く。
➡船体が傾いていると、冷却系統に水が回らず、フラッシングが不十分になることがあります。
2、船体後方に取りつけられた接続口にコネクターを取りつける(★)
3、取りつけたコネクターに、水道ホースを繋る。(★)
4、周囲の安全を確認し、エンジンを始動する。(★)
5、アイドリングでエンジンの運転状況を見ながら約90秒間フラッシング。(★)
6、約90秒のフラッシング後に水道水の供給を停止する。(★)
7、10~15秒以内に素早く数回アクセルをふかし、残っている水を排出しエンジンを停止させる。
➡回転数は5,000前後を目安にしてください。
8、接続コネクターを取り外し、フラッシング終了。

 

以上が、フラッシングの手順になります。

特に初めての方が戸惑いやすい2番~6番(★が付いている箇所)を

より詳しく解説していきます!

 

2、接続口にコネクターを取りつける

 

☆★☆要注意ポイント★☆★

あまり強く締めすぎてしまうと、接続コネクターを外す際
本体側の接続口が共回りしてしまうので注意が必要です。
実際に共回りして、外れてしまう事例が多々起きています。

 

3、接続コネクターに水道ホースを取りつける

 

 

水道ホースが緩い場合は、ホースバンド等でしっかり固定をして、フラッシング中に外れてしまわないようにしましょう。

ホースが抜けたままエンジンが回っていると、オーバーヒートの原因となります。

 

4、周囲の安全確認をして、エンジンを始動する

エンジンの始動を確認したら、直ぐに蛇口を最大まで開けて、本体に水を供給しましょう

水量が足りないと、オーバーヒートの原因となります。

 

☆★☆要注意ポイント★☆★

エンジンを始動させる前に水を出してしまうと
水が冷却系統からエンジン内部に入ってしまい、エンジンに大ダメージを与えてしまいます!!

エンジンエンジン

この順番だけは確実に忘れないようにしておきましょう!!

 

 

5、アイドリングしながら、約90秒間フラッシングをする

この時に、ジェットポンプから水が確実に排水されていることを確認してください。

万が一水が出ていない場合は、SEA-DOO認定ディーラーにて整備・点検を依頼して下さい。


☆★☆要注意ポイント★☆★

○マリーナ等の施設では、複数のジェットが同時に洗浄をしていると
一時的に水圧が落ちてしまうことがあります。
供給される水量が減ることで、水が十分に行き渡らず
オーバーヒートの原因になることがあります。

 

 

6、約90秒のフラッシング後、水道水の供給を停止する

水を止める前に、エンジンを停止しないように注意!!

エンジンエンジン

の順番を絶対忘れないようにしましょう。

また、万が一フラッシング中にエンジンが止まってしまったりホースが外れてしまった時に備え

フラッシング中はその場から離れないようにしましょう

 

■SEA-DOO 300シリーズのフラッシング方法

 

300シリーズは、写真のように船体後方両側(赤丸で囲った部分)に1カ所ずつ、計2カ所の接続口があります。

若干手順も違うので、しっかり覚えておきましょう!
 
■SEA-DOO フラッシングの手順(300シリーズ)■

1、陸揚げしたジェット本体を水平な場所に置きます。
➡船体が傾いていると、冷却系統に水が回らず、フラッシングが不十分になることがあります。
2、左舷側の接続口に専用のコネクターとホースを繋げます。
3、エンジン始動後すぐに蛇口をひねり水を出します。
➡この時の水圧は、右舷側の接続口から水が出てくる程度でOKです。
4、約1分間、そのまま水を循環させます。
5、1分後水道の水を止め、その後エンジンも停止させます。
6、左舷側の接続口からコネクターを外し、右舷側の接続口へ接続します。
7、再びエンジンを始動させ、すぐに蛇口をひねり水を出します。
➡この時の水圧は、接続口すぐ上にあるオーバーフロー穴から水が出る程度でOKです。
8、約1分間、そのまま水を循環させます。
9、1分後、水道の水を止めます。
10、エンジンは始動させたまま、右舷側のコネクターを外します。
11、10~15秒以内に素早く数回アクセルをふかし、残っている水を排出しエンジンを停止させ、終了です。

 

 

 

 

■SEA-DOO PWC エンジンフラッシング関連オススメ商品
 

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