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講習って何やるの? ~学科編~
船舶免許の学科試験にはいくつかの科目があり
大きく分けると…
1、船長の心得及び順守事項 |
2、交通の方法 |
3、運行 |
以上の3科目になります
実は、船舶免許の講習で学ぶことは
このたった3科目だけなんです!!
たとえ免許の必要ない小さな船だとしても
その船を操縦して海に出る以上、もう立派な船長です。 船長として海に出る以上 海の一般常識やマナーを知っておく義務があります。 トラブルを起こさない為にも、しっかり身につけましょう! 大勢でツーリングに出かける際などには 出発前に、ミーティングをしておくことも とっても大事なことですよ! |
難しいことは一切でてきません!!
◎この章では、こんな問題が出ます!
問1:小型船舶の船長のマナーについて述べた次の文のうち、適切なものはどれか
(1)見せびらかし走行(派手な運転)は、他人に迷惑をかけることがないので行ってもよい。
(2)操船に自信があれば、海水浴場に近づいて航行してもよい。
(3)手漕ぎボートのすぐ近くを、高速で航行してもよい。
(4)操業中の漁船からはできるだけ離れ、引き波を立てないように航行する。
※問題の答えはページの最後にあります。
車と違って船には『走るべき道』がありません。
どこをどう走っても船長の自由なのですが、安全性や周りの迷惑などを考えるのも船長の義務。
この章ではそういったことを考えて、判断できる知識を身につける勉強をします。
海の上には道がない為
基本的には船長の判断で走るルートを決めます。 しかし、みんながみんな好き勝手に走っていては どこかで必ず事故が起きてしまいます。
そこで『海上衝突予防法』という 船長が守るべき交通ルールが定められています。 この章では、その交通ルールを学びます。 |
水上の基本的な交通ルールは『避けられる方が避ける』
水上バイクのように、機動力に優れた船舶は基本的に避けてあげる側になります。
譲り合いの精神を持ち、余裕を持った操縦を心がけることが大切です!
◎この章ではこんな問題が出ます!
問2:他の船舶と衝突するおそれがあるかどうか分からない場合どのように判断するべきか。次の内から選べ
(1)相手が避けてくれるはずなので、そのまま進路を維持する
(2)衝突する恐れはないと判断する
(3)衝突のおそれがあると判断し、直ちに避航動作(避ける動き)をする
(4)相手が避けてくれないと困るので、汽笛を鳴らし避航動作をするように促す
※問題の答えはページの最後にあります。
この章では、実際に船舶を操縦するために必要な知識である
天候や海図の読み方、注意すべき点や出航前の点検のやり方など 非常にたくさんの事を勉強します。
そのため他の章に比べてボリュームがありますが 今まで習ったことの応用問題のようなものも多く出題されます。 他の章をしっかりやれば、自然とわかるようになりますよ!
船で楽しく安全に遊ぶために必要な知識を学ぶ章です。 |
覚えなくてはいけないことがたくさんあり、少し大変そうに思いますが…
講師の先生がしっかりと、大事なところをピックアップして教えてくれるので、安心です♪
しっかり授業を聞いていれば、何も難しいことはありません!!
◎この章ではこんな問題が出ます!
問3:溺れている人を発見して救助する場合の注意事項について述べた文のうち適切でないものはどれか
(1)風の向きや川の流れなど、外部の影響を考えて近づく
(2)要救助者の安全に気を配りながら、できるだけ素早く近づく
(3)要救助者の髪の毛や衣類を吸い込んだり巻き込んだりしないよう、注意する
(4)要救助者にむやみに近づかず、まずは周囲の状況を確認するため様子を見る
※問題の答えはページの最後にあります。
船舶免許の取得に必要な学科の知識は、決して難しいものではありません。
ですが、普段聞きなれない言葉を覚えていく必要があるので
「難しそう」「ちゃんと理解できるか不安だ…」という人もいるかも?
そんな人には、プロの講師がみっちり授業をしてくれる
【国家試験免除コース】がオススメ!!
👇👇👇例題の答え👇👇👇
◎問1➡4番
漁師さんたちは仕事に集中していて、周囲に十分気を配れていないことがあります
仕事中の漁船を見かけたら近寄らず、なるべく遠くを航行するようにしましょう!
◎問2➡3番
車同様『相手が避けてくれるだろう』運転はNG!
少しでも衝突の危険があると感じたら、すぐに自分から避航行動をとり
事故を未然に防ぎましょう!
◎問3➡4番
周囲の安全を確認する事はとても大切ですが、一刻を争う状況です。
細心の注意を払いつつ、できるだけ素早く近づき救助をしてあげましょう!
また『適切でない物を選べ』という問題はよく出ます。引っかからないように注意!