SEA-DOO 300馬力のニューエンジン、変更点は・・・!
先日SEA-DOO(シードゥー)の2016年モデルがアメリカで発表され、特に話題を集めたのが300馬力のニューエンジン ROTAX 1630 ACEエンジン!昨日、東京でクラブBRPが開催され、残念ながら現物が無く写真撮影が出来ませんでいたが、新しくなったエンジンの変更点をメーカーから聞いてきましたので、お伝えします。
SEA-DOO(シードゥー)といえばお馴染みのROTAX 1503エンジンでしたが、今回のニューエンジンROTAX 1630 ACEエンジンの登場は何と14年ぶり!自然と期待も集まりますね!
まずエンジン排気量が1.512ccから1.630ccにアップし40馬力の高出力化を実現。それに伴い、各部のパーツも変更!ストロークが63.4mmから69.2mmへ延長されトルクの向上が期待できるそうです。シリンダーの内壁にはプラズマコーティングが施され耐摩耗性や冷却効率が向上しています。
SC(スーパーチャージャー)はインペラの羽根数が16ブレードから32ブレードと倍に!これにより約25%ブースト圧を上げる事に成功。ギアは16歯から17歯へ。そしてSCで最大の特徴は、シャフトやベアリング、その他のパーツの材質が見直され何とメンテナンスフリーへ!従来のモデルだと規定時間や年数が経過したらSC(スーパーチャージャー)のO/H(オーバーホール)が必要でしたが、そんな心配も300馬力のニューエンジンになればご無用!とっても嬉しいニュースですね!
その他にはインタークーラーに浸食を防いでくれるアノードが新たに取付られました。またジェットポンプは従来の159mmから161mmへ。イグニッションコイルはボルトにてエンジン本体に固定され、防水性が向上。バッテリーはメンテナンスフリーのバッテリーに変更され、更にサイズも従来の30から20へ小さくなりました。また取付位置も右舷側後方からエンジンのバウ側に変更されました。
気になるニューエンジン ROTAX 1630 ACEを搭載した300馬力のラインナップは以下の3機種の予定ですので、ご購入を検討されている方は、お早目にお問い合わせ下さいね!
GTX Limited 300
RXT-X 300
RXP-X 300
※注 サスペンションモデルに関しましては、従来通り260馬力となりますので、ご注意ください!
SEA-DOO(シードゥー)の事ならネオスポーツ!
はっとり