RXT-X aS スーパーチャージャーまでの道のり
SEADOO RXT-X aS 260RS
このモデルにはスーパーチャージャーというパーツがついています。
300馬力や325馬力になってからは必要がなくなりましたが、この260馬力のモデルではオーバーホールというメンテナンスが必要です。
そのスーパーチャージャーにたどり着くまでの道のりが遠いのです。
サスペンションがついていて乗り心地が最高なこのモデル、シートを開けてエンジンカバーを外しても手の入るスペースはわずかしかありません。
そのため、まずはいくつものボルトを外してデッキの後ろをを持ち上げます。
そのあとに色んなカバーやエアサイレンサなどを外していきます。
第一段階でここまでは取り外します。
エンジンルームがしっかりと見わたせるようになりましたが、まだスーパーチャージャーまでたどり着けません。
エンジンの後ろ側のパーツをごそっと取り外します。
これでやっとスーパーチャージャーを確認できます。
あとはスーパーチャージャーを取り外すために3本のボルトを外します。
たった3本なのですが、そのうち1本を外すのに苦労することもあります。
そして取り外すことができたスーパーチャージャー!
ここまで長い道のりでした。なかなかメンテナンスがしづらい場所なので、できるかぎりきれいに仕上げてしっかりと防錆します。
このように作業をしていくと、私たちもこのジェットに愛着がわいてきます。
ご依頼いただきたオーナーさまは他のジェットには目もくれず、この艇が大のお気に入りです。
いっしょに大事にしていきましょう!