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冬期メンテナンスで不具合発見!

秋から冬にかけて、私たちのお仕事はジェットのメンテナンスです。

そんな冬期メンテナンスの作業中に不具合をみつけることもあります。

 

ヤマハ FX HO 2007年モデルです。

 

スパークプラグの交換をするために、イグニッションコイルという部品を引き抜きます。

そのうち一つが、ずいぶんとかたく感じました。

外したイグニッションコイルを元に戻そうとすると、最後まで差し込めません。少し浮いてしまいます。

 

正常に差し込めるものと比べてみても、違いはわかりづらいです。

画像の手前が差し込めないイグニッションコイルです。

 

 

そこで、イグニッションコイルを分解してみました。

黒い筒状のカーバーを外すと中には錆が発生しています。

どうやら、この錆びが黒いカバーをふくらませていたようです。

ほんの少しのふくらみですが、差し込めなくなってしまうのですね。

 

みがいて錆を取りのぞき、防錆処置をして組み立てます。

 

 

 

これで正常に取り付けることができました。

他のイグニッションコイルも分解してみると、4本中2本に錆がでていました。

錆を放っておくと、ふくらみがひどくなり外せられなくなります。

イグニッションコイルを壊して、外すことになってしまうかも。

年に1回はイグニッションコイルをはずして、点検をしておきたいですね。