冬期メンテナンスの作業をご紹介!
夏が終わり、冬期メンテナンスのご依頼がふえてきました。
ジェットがこれからも「良いコンディションで使用できるように」と「不具合の早期発見」を目的にしたメンテナンスです。
そんな冬期メンテナンスの作業を少しだけご紹介します。

船体に問題がある傷はないか、ハンドルやスロットルなどの動作は正常かなど基本的なところはもちろん点検。
可動部のグリスアップもしていきます。

ポンプケース、インペラ、ライドプレート、スコープゲートなどの状態も点検。
ドライブシャフトが錆びだらけ、なんてジェットもありますよ。

ドレンプラグ、ここも点検します。
Oリングやネジ山が痛んでいることもあります。

今回の点検で使用する部品たちです。

塩分防止剤「ソルトアウェイ」を使用して冷却水通路のフラッシング

消耗品の交換もいっしょにおこないましょう!
エンジンオイル・オイルフィルターの交換



スパークプラグも交換しましょう。



エンジンオイルやスパークプラグの状態でエンジンのコンディションを知ることができます。
ほかにもエンジンのコンディションを知るために、コンプレッションゲージを使用して圧縮圧力を確認します。

SEADOOのスーパーチャージャーモデルで必要な作業、
インタークーラーの吸気通路にたまった水を排出します。
正常な使用でもインタークーラーには水がたまってしまいます。これを排出してダメージから守ります。

それと大事な作業、「パソコン診断」
故障コードの履歴をみて不具合がおきていないか確認します。
SEADOOではECMやIBRなどのシステムのアップデートがあったりします。
最新の状態にするために年に1回はパソコン診断はしておきたいですね。


エンジン内部やスロットルボディなど錆や固着を防ぐために防錆・潤滑をします。
長期保管する場合はとても大事な作業になります。

作業風景の一部をご案内しました。
過去の修理やメンテナンスの経験に基づき、そのモデルやジェットの使用方法に合わせたメンテナンスをします。
ジェットの気になることや心配ごとは、ご依頼時にご相談ください。
最後にこちらをご案内。
「フューエルワン」
燃料タンクに残った「ガソリンが古くなっちゃうのでは?」といった心配もあります。
そこで燃料酸化劣化防止の効果がある燃料添加剤をガソリンに混ぜて、少しでも良い状態を維持しましょう。




