漂流

その時は突然やってきます。

動けない、帰れない。

広い海の真ん中で漂っています。

 

先日、漂流しました。

突然、エンジンが停止、再始動ができない。

どれだけ準備をしてもどれだけメンテナンスしてもこうなる覚悟は必要でした。

漂流している時に必要だと思ったことをいくつかあげてみます。

 

①救助先の確保

トラブルが起きた時には救助してもらうしかありません。マリーナやその地域のショップなど万が一の対応が可能か確認しておきましょう。

②2艇以上で出航する

もう1艇いればえい航して帰港することも可能です。

③寒さ対策

海上では風が当たりやすく寒く感じます。とくに濡れているとより寒くなります。夏だろうと寒くならない服装が必要です。

④水分

漂流中は喉が渇きました。飲み水を用意しておくと良いでしょう。海上では日差しをさえぎるものがありません。思った以上に体力を消耗します。ペットボトルの水が1本でもあると違いますよ。

⑤連絡手段の確保

携帯電話は必ず用意しましょう。もちろんバッテリーの充電状態も確認してください。その海域が通話可能かも調べておくと良いでしょう。連絡が取れないことだけは避けたいです。

⑥信号紅炎の用意

近くの船舶などに自分の位置や存在を知らせることができます。炎の光や煙で見つけてもらいましょう。

 

私が漂流した時は天候も良く穏やかな海面でした。

出港したマリーナのスタッフに迅速に対応していただき無事に済みました。

出港前の準備は必要以上に慎重にするべきだと思い知らされることに。

バッテリーの不具合、プロペラやインペラへのゴミやロープの巻き込みだけでも航行不能になります。

どれだけメンテナンスしてもどれだけ注意深く航行してもその時は突然やってきます。

私が上げた以外にも必要な事があるかもしれません。みなさんもその時に必要な事を考えてみてほしいです。

その時が来ても慌てないですむようによく考えて「漂流の準備」をしっかりしたいですね。

 

サービス担当 こんどう

 

 


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