2010年モデルGTI-SE130のエンジンルームです。
今回ご紹介したい部品はドライブシャフト付近にあるこの部品、、カーボンリングです。
実はこのカーボンリングの不具合が原因で、ジェットが浸水！してしまう事もあります。
それほど重要な部品なのですが、ジェットが浸水するとはどういう事でしょう？？
まずエンジンとインペラはドライブシャフトという一本の棒状の部品で繋がっています。
そのドライブシャフトは、船体を突き抜けています。なので吸水口から取り入れた水を船内に入らぬよう止める仕組みが必要です。
そしてその部品がカーボンリングなのです！
なのでカーボンリングは・・・エンジンルームへの水の侵入を防いでいるシールの役割！をしているんですね
別名ドライブラインシールとも言います
ではどういった時にカーボンリングが破損してしまうのか・・
傷のあるカーボンリングと新品の比較です。
溝が出来ているのが分かりますね
カーボンリングの接地面に砂利や、小石が挟まってできたキズだと思われます。
これは、ジェットが砂浜に乗り上げてしまった時！が危険ということですよ！
SEA-DOO艇に乗られている方、気を付けましょう！
鈴木
