俺のジェットが溶けてんだけど！？
これ、ここっ！この部品！
虫食い！？
穴があくように朽ちています。
これはSEA DOOのポンプケースまわりをよく見ると付いている部品ですね。
ポンプケースやライドプレートに取り付いてます。
では、この部品が溶けているのは大丈夫なのか！？
それは、大丈夫です！
部品の名前はANODE ZINC（アノードジンク）と言う名前です。
これは慈悲の心をもってジェットをお守りしてくれている崇高な部品です。
えーっと、金属は電蝕という現象が起きて、、、
それは、金属のイオン化がどうのこうの、、、
と、難しい話になってきます。
簡単に言いますと、ジェットのポンプケースあたりの金属は使用していると腐食して朽ちていきます。
ボロボロになってしまうのです。
金属にはボロボロになりやすい（電蝕しやすい）タイプがあって、そちらから腐食して朽ちていきます。
ポンプケースの代わりにボロボロになりやすいアノードジンクが朽ちていくのです。
アノードジンクは大事なポンプケースやその周りの金属が痛む身代わりになっています。
なんて優しい部品なんでしょう。
でも、注意してください。
アノードジンクがボロボロになって守ってあげられなくなった時、大事なポンプケースたちの腐食が始まってきます。
アノードジンクが先に載せた画像のようになってしまったら、交換してあげましょう。
正義の味方、アノードジンク
最近のモデルは薄くなってます。
SEA DOOオーナーの皆さん、この部品をチェックしてくださいね。
ボロボロになっていたら、ありがとうの気持ちを込めて交換してあげましょう！
サービス担当 こんどう
