ヤマハVXクルーザーHOとVXRの11万円の差は何?

ヤマハマリンジェット1812cc/180馬力エンジンのVXシリーズはVXクルーザーHO(ハイアウトプット)とVXRの2モデルがあります。

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エンジンスペックやボディー形状が同じなのにVXクルーザーHOとVXRで本体価格が11万も差があります。

VXクルーザーHO・・・本体価格¥1,598,000(税別)

VXR・・・・・・・・本体価格¥1,708,000(税別)

何故11万円も価格差があるのか探ってみました。

 

ボディー形状は同じ

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メーターパネルは若干デザインが違う程度

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シートの形状が違います。

白いシートはVXクルーザーHO、モデル名で言っているようにクルーザーシートです。

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VXRはスポーツシート

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大きな違いはここからです。

VXRにはエレクトリック・トリムシステム(電動チルトシステム)が付いています。TRIMボタンを押して上下すればポンプノズルがアップダウンし走行のサポートをします。

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これはポンプノズルです。TRIMボタンを押せばモーターが作動しワイヤを動かせてノズルが上下させます。

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波の状態や走行状態に応じて最適なトリムに設定できます。

例えば波の状況でジェットの先端が水の中に刺ささってしまうときや波しぶきが顔にあたってしまうときはポンプノズルを上向きにします。そうするとジェットの先端が上がり刺さってしまうことが軽減できます。

波があるときの走行でジェットが頻繁に跳ねてしまう、ジャンプしてしまうなどの時はポンプノズルを下向きにすることによりジェットの先端が下がるのでジェンプしてしまうことが軽減します。

また、高馬力のジェットはアイドリング状態から一気にアクセル全開にして走るとスタートした瞬間ジャンプしてしまします。ノズルを下向きにしてスタートすればジャンプしません。レースの世界ではスタートでジャンプしてしまったら勝てません。レースのようなコースを作ってブイを回る走りをするときは跳ねにくい下向きにすると周回タイムが速くなると思います。

エレクトリック・トリムシステムのモーターの価格が¥132,000なのです。これが11万円の価格差のひとつだったのです。

VXクルーザーHOにはその機能は付いていません。

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VXクルーザーHOにはクルーズアシストコントロールが付いています。

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クルーズアシストコントロールは長時間の走行時に一定の回転数での走行をサポートしてくれます。

VXRにはその機能は付いていません。

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VXクルーザーHOはクルーザーシート、クルーズコントロールが付くなどクルージング、ツーリング向けのジェット

VXRは電動トリムが付くことで水面状況により操作出来ることで更にクルージングを快適に、そしてスポーツライディング向けのジェットです。

 

カラーリングで選ぶのも良いですが『電動トリムが欲しい、要らない』でどちらかを選ぶと良いと思います。

11万円の差、わかりましたか?

 

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林戸

 


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