塩害は敵!エンジンオイル漏れ修理

サービスの鈴木です

先週、SEA-DOO艇で「エンジンルームにオイルが溜まってしまう」という修理が入ってきました。

 

何処かオイル漏れの可能性が高いとして、早速点検してみましたが

どうやらここみたいです。

エンジンに付いている部品、名前はクランクシャフトアクセスプラグスクリュー

 

ドマニアックな部品なので、覚えなくて構いません。。

 

 

ただ私自身、この箇所からオイル漏れの事例は初めて確認しました。

漏れの箇所としては珍しい?

 

ではどういう部品かというと、、

エンジンを分解する際に、クランクが空回りしないように、クランクまで通じる穴から特殊工具を指し込み、クランクシャフトを固定させています。 その穴を塞いでいるネジが今回オイル漏れしたところなんですね

 

そして、問題のクランクシャフトアクセスプラグスクリューを外して見ました。

中にはガスケットリングが入っていますが、新品と比べても腐食しています。漏れの原因もこれでしょう。

 

しかし、この部品自体、普通に使用していれば、そんなにオイル漏れするような箇所ではないはずなんですよね。

 

少し角度を変えて、原因の箇所を覗いて見ましょう。

エンジンブロックの塗装が剝がれるのは塩害によるものだと思います。ガスケットリングの腐食も間違いなく塩害が関係しているのでは??

 

難しいのは、この部品はエンジンをバラすようなタイミングでなければ、まず脱着したりガスケットを交換する機会はないかと思います。

ただエンジンルームの水洗い・塩害予防をしていれば、そこまで気にするような箇所でもないのかなと個人的には思いますよ。

 

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鈴木


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