トレーラーの危険信号を見落とすな!

「そこのトレーラー!危険信号が出ていますよ!!」

ジェットの運搬に必要なボートトレーラー、そのトレーラーの足回りの危険信号を見落としていませんか?

今回、見てほしい所はハブシールの状態です。

シールからグリスが漏れていないかがチェックポイントです。

 

まずは、正常なハブシール

タイヤの裏側をのぞいてみましょう。

真ん中の黒く丸いのがハブです。その中央にシールがあります。

シールはきれいな状態でグリスの漏れなどありません。

 

次は危険信号がでています。

分かりにくいかもしれませんが、シールからグリスが漏れています。

この状態は注意が必要です。

 

次は漏れたグリスが飛び散っているパターンです。

漏れたグリスがホイールに飛び散って付着しています。

 

こちらはタイヤにグリスが付着していますね

「シールからグリスが漏れている」これが危険信号です!

この状態のまま海にトレーラーを浸ける使い方をするとアウト!

 

何でだめなの?

タイヤが取り付いているハブ、その中にハブベアリングがあります。

ハブベアリングを守るためにシールがあります。

グリスが漏れているようなシールはハブの中に水が入りやすい状態。

ハブの内側に水が入るとハブベアリングが錆びてきて異音がしたり、最悪の場合は走行不能にもなってしまいます。

危険信号がでている状態で海に浸けてしまうと、、、じわじわと海水が浸入してきます。

 

危険信号が出ているハブを分解してみよう!

※画像閲覧注意

シールからグリスが漏れていたハブの中身を見てみましょう。

グリスが茶色く変色しています。

 

さらに分解してみると、

茶色く汚れたグリスで泥まみれのようになっています。

 

これでは状態が分からないので洗浄してみましょう。

ベアリングのひとつが黒く汚れています。

この汚れは錆でしょうか?取れませんでした。

 

手で回してみると、、、

きれいなベアリングと比べると、明らかにスムーズではありません。

回る音もぎこちなさを感じます。

トレーラーのオーナーさんに聞いてみると、使用中に異音がしていたとの事でした。

今回は、ハブベアリングとシールを新品に交換、新しいグリスを充てんして安心です。

 

ハブベアリングが錆びるとどうなる?

レベル1 走行時の音が大きくなる

レベル2 タイヤがグラつく(正確にはタイヤを固定しているハブがグラつく)

レベル3 タイヤが外れる(正確にはタイヤを固定しているハブごと外れる)

走行不能になる恐ろしいレベル3だけは避けたいですね。

 

今すぐハブの後ろをのぞいて見よう!

何事も早期発見が大事です。

トレーラーの危険信号を見逃してはいけませんよ!

心配な方は私たちサービススタッフがのぞいてチェックしますよ

無くそう!トレーラーパニック!!

 

ボートトレーラーの販売・修理・車検のお問い合わせはネオスポーツまで

 

サービス担当 こんどう

 

 


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